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関係者は全員会議に出席するように
明日、ハチ公の所で待ち合わせ
名刺の英語
上司が部下を注意する時
関係者は全員会議に出席するように
外資企業に勤めていらっしゃる無料体験レッスンの訪問者に、日本語発想の「英作文」では日本語英語になり、英語圏の方には理解出来ない場合が多々ある事を話していた時の事です。
その方が会社での自分の経験談として、「関係者は全員会議に出席するように」との連絡のため「 Relevant people must attend the meeting. 」と書いて Notice を回した所、英語圏の人には何のことか理解出来なかった、という話をされました。
Relevant を Related に訂正されたそうですが、それでも通じなかったそうです。
Relevant は私の英英辞書では having to do with the matter at hand , to the point と説明されています。
ある事柄に関係している人々を表現する場合にはinvolved , concerned 等の単語で表現される場合があります。
また、出席を促す場合でも日本語では意味が曖昧な場合が多く、上記の日本語も全員出席とありますが、この出席が絶対的なものなのか単に出席を促しているだけなのか、ハッキリしない場合があります。
私がこのお知らせを書くなら、メールなのか回覧板なのか、掲示板掲載なのかによって多少表現を変えます。
メールなら出席していただきたい方に直接送付するのですから関係者と言う必要は無く、Your attendance is requested (required) と言って、出席の必要度合いで動詞を決めれば良いかと思います。
関係者で無い人も見るなら、関係者は前もって判っていることですので、You ではなく the members で表せば良いのではと思います。
We will hold the ABC Meeting as follows:
The members are required to attend it (by all means).
WHEN: FROM 9 AM TO 11 AM, MONDAY DEC. 15, 2009
WHERE: CONFERENCE ROOM A
AGENDA: BUDGET APPROVAL
明日、ハチ公の所で待ち合わせ
TVのある番組での事です。
外国の某有名服飾会社から新進の服飾デザイナーに、『彼のデザインに興味がありデザイナーとして採用を検討したい』との連絡がありました。
その事に関して彼が英語でメールを書いているのを放映していました。
彼は英語が全く出来ないので、ネットの中の翻訳ソフトを利用してメールを書いていました。
相手の真意のほどを確認する様な内容でした。
最後に「良い返事をお待ちしています」の様な事を書いており、その翻訳がI will wait for your answer. と訳されていました。
信じられない翻訳でした。このソフトの信頼性が疑われます。
英語で wait とは、約束している誰かを、または何かが届くのを待っている、特に人を wait for する時は、時間に遅れている人を待つのが普通です。
生徒さんが犯す間違いで、相手が遅れて来るかどうか判らないのに
I will wait for you at "Hachiko" tomorrow. とか Made-up storyで書いていることがあります。
これは暗に相手が遅れて来る事を前提として、だから待ちますと言う意味になります。
これも日本語で考えた事を『英作』する結果ですね。
「明日、ハチ公の所で待ち合わせ」と考えて英作するからこうなるのです。
I will meet you at "Hachiko" tomorrow.
が適切な言い方ではないでしょうか。
先ほどのデザイナーの件は、その後会社から良い返事が来たようでまた翻訳ソフトで返信メールを書いていました。
「ほんとうですか」「信じられません」とでも言いたかったのでしょう。
Really? Unbelievable.
と書かれていました。
このメールを見た会社の方が文字通り理解すると、とんでもない誤解をする事になりかねません。
日本語では「信じられません」と書くことで、この上もない感激を表しますが、英語で unbelievable とは not to be believed となるので、「返事のメールの内容を信じません」と言っていると相手には受け取られる可能性大です。
今回は好意を持っている相手ですので、無事その後の面接に進む事ができたようでした。
若い女性がよく使う Really ? Isn't it a lie?
本人は「ホント? 嘘でしょう」のつもりで言っているのでしょうが、これも非常に問題のある言い方ですね。
おわかりですね。日本語ではおかしくない事でも、英作するととんでもない意味になるのです。
名刺の英語
以前、ある集まりで名刺交換をした時のことです。
某小規模英会話学校の経営者であり、講師でもある方の名刺を拝見した時のことです。
私の名刺と同様に、表は日本語、裏は英語の両面印刷でした。
ABCD英会話学校
代表 XOXO
住所 0X0X0X
ABCD ENGLISH SCHOOL
REPRESENTATIVE XOXO
ADDRESS 0X0X0X
このように、表と裏にそれぞれ印刷されていました。
REPRESENTATIVE=代表と日本語訳で理解しているからこのような間違いをするのでしょうね。
日本語では経営者とわかりますが、日本語の理解できない外国人がこの英語の名刺を見ると、この方をセールスマンだと理解するはずです。
英会話の講師をしていても、伝統的な日本語訳で英語を理解し、話すとき書くときに「英作」をしていると
このような致命的な間違いを犯してしまうのです。
この学校で英会話を学ぶと、同じような間違いを犯し、また、その間違いにまず気がつかないでしょうね。
「間違い」が問題なのではなく、その「間違いの原因」が問題なのです。
上司が部下を注意する時
次の文は大阪にある某有名コーヒーショップチェーンの店内での英語表示です。
We are self-service coffee shop.
次の会話文は、●●英会話学校のテレビコマーシャルです。
昼間に会社で、上司が部下のミスを厳しく注意している場面から始まります。
その後、夜に●●SCHOOLで、
部下)Hi, Takechan.
上司)Oh, Yamachan
部下)Nice to see you again.
上司)I said too much today.
部下)No,no please. We are ●● tomo, right?
上司)Oh,thank you.
英語は我々にとっては母国語ではなく外国語ですので、完璧な英語が話せる、書けるようになるかはかなり疑問です。
私は未だに間違いをします。
問題は間違うことではなく、なぜそのような間違いをするのかです。
その根本的な問題を理解していただきたいのです。
コーヒーショップでの表示ですが、まずshopには冠詞のaが必要ですね。
確かに日本語には冠詞のようなものがないので厄介です。
次にワークシートを書いてみて下さい。
We は WHOで、BE動詞はあとに続く単語が最初の単語と同類であることを表しますので、次に来るshopはWHATですから、WHO = WHATで、あり得ない文だとおわかりですね。
では、なぜこのような英文になるのでしょうか?
日本語で「私たちはセルフサービスのコーヒーショップです」と考えて、これを英作するから起こる間違いですね。
This is a self-service coffee shop.
こう書けば文法的には間違いではありませんね。
ではこの表示は客に何を伝えようとしているのでしょうか?
そうですね。使用したカップやトレイをカウンターに持って来て下さいと、お客さんにお願いしているのですね。
しかし、この英語では全く意図が伝わりません。
Please return your cups and trays to the counter.
Thank you for your cooperation.
このように書かなくては伝わりません。
ちなみに、私が以前オースチンでemailを受送信するためによく利用していたBEAR ROCK CAFEでは以下のように表示してありました。
We would appreciate your help in keeping our dining room clean.
Please take your dirty trays, dishes and trash to one of the
disposal areas located near the beverage bar and the front door.
Thanks for your help and your continued patronage!
テレビコマーシャルでの会話は、
上司)I said too much today.
この文もワークシートを書いてみてください。
Said WHATがないですね。
「今日は言い過ぎてしまいました」を英作したのでしょうが、言い過ぎたという気持ちを表したいのなら、
I scolded you down too harshly this afternoon.
又は、
I shouldn't have reprimanded you too severely this afternoon.
このように表現しなくては、意味が曖昧で通じません。
部下)NO, no please. We are ●● tomo, right ?
この文は意味不明です。
Please do not apologize to me. It was I who made such a stupid mistake.
又は、
I deserve that. It was my fault. I promise I will never,
ever make such a stupid mistake again.
このように反応を返さなくては、相手に意図が伝わりません。
上司)Oh, thank you.
これも全く意味不明です。
あえて言うなら下記のように表現すれば相手に気持ちが伝わるでしょう。
It is very nice of you to say so. I will be more patient with you .
問題はこれらの英文は生徒さんである皆様が書かれた英語ではなく、英語力があると思われている日本人の方が書いた英文であることなのです。
決して英語力がない訳ではありませんが、「英作」発想から抜けきれないのでしょうね。
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